<奴隷 由美> その29
由美を抱いている時は、当然写真を撮る事ができない。
だから、由美がシャワーを浴びている時やその後の服を着る時の写真になってしまう。
僕は由美がシャワーを浴びている間、静かにベッドの上にいて、由美の体を思い出していた。
いい感触だった。
由美は、とてもいい肌を持っている。
そんなことを思いながら、ベッドの上で僕は体を伸ばした。
さあ、そろそろ別れの時刻が近づいてきている。
由美がシャワーを浴びている音が聞こえる。
僕は由美との今日の思い出をしっかりと残したくて、カメラを持ってお風呂場に行った。
タオルで体を拭いている由美の写真を撮った。
裸で調教されている時とは違った抵抗を見せる。
調教が終わって抱き合った後では、また違う恥ずかしさがあるのだ。
体を拭き終わった由美が部屋に戻ってきた。
ベッドの上に横たわっている僕をそっと抱いてキスをしてくる。
可愛い仕草だ。
そんな由美を僕はとてもいとおしいと思う。
だがもう時間はそんなに残されてはいない。
そろそろ帰り支度をしなければならない時間になっていた。
由美が服を着始める。
その姿に何だか少し寂しさが漂っているかのように感じる。
でも絶頂を味わった後の満足感もあるようだ。
女性の複雑さを感じる。
僕は調教の体を拭いていたり、服を着ていたりするような、調教の
後のごく普通の仕草の写真を撮るのが好きだ。
ブラジャーのホックを止める姿は、とても女を感じされる。
真っ白い下着は清楚で少しウブな感じがする。
服を着終わった由美は、また僕に抱きついてきた。
別れが辛いかのような顔で、僕を見つめている。
また会うことを約束して、僕たちはアルファ・インを後にした。
外は少し小雨混じりの天候だった。
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